2017年9月4日月曜日

授業を終えて

2017年前期「科学と社会」の授業を終えて(2017.8.4.)

* 試験もレポートも終わり、みんな、もう夏休みに入ったところだと思います。普通は前期の授業を振り返るなんてめったにないと思いますが、この授業では最後の振り返りを兼ねて授業レジュメの「最終号」を贈ります。
* 最初に成績の講評も含めて、授業の総評を書いています。
* その後は、最後のコミスペと短歌集をまとめました。最後まで読んでもらえればうれしいです。
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今期の授業の総評
 レポートを出した人は全員合格! これまでで始めて!
 私の授業は正直言って甘口ではありません。シラバスを見ても楽勝とは見えないでしょうが、テストがないのでレポートさえ出せば何とかなるのではと期待する人もないことはありません。しかし、実際は双方向型授業と名乗っているので、その日常学習をおろそかにしている人には厳しく、レポートさえ出せばという人の期待に沿えないケースは毎年ありました。
 ところが、今期初めて、レポートを出した人全員を合格とすることができました! なぜだろうかと振り返ると、今期の登録者130人の内、30人が保険登録で一回も出席しなかったばかりか、20人が最初の数回で受講を断念しましたが、それ以外の80人は全員、出たり入ったりでも最後まで着いてきていたからです。さすがにレポートを断念した人が5人いましたが、レポートを出した75人は全員合格となったというわけです。おめでとう!
 この授業では、私の双方型授業のやり方に恐れをなして初期に放棄する人が一定数いるのは織り込み済みですが、その後はグループ編成の効果で途中脱落が少ないことが特徴です。しかし、それでもなかなか全グループを維持することは至難の業ですが、今期はグループ内の連携が上手だったようですね。
 
レポートのテーマ
 原発関係と公害関係が大半を占めましたが、障害者や差別、薬害などを取り上げた人もいました。参考までに、45点満点中41点以上の高い評価を得たレポートのタイトルだけ紹介しておきます。
・住民運動の成功要因~原発建設反対運動の例から~
・多重下請け構造という労働現場-原発
・福島事故のごまかしとわたしたち
・四日市公害の残した教訓-中国大気汚染にどうつなげるか
・PM2.5について~これから私たちはどのように生活していくべきか~
・誰のための医療裁判?
・公害の原点に学ぶ今後の公害の問題と課題~四大公害病を例に~
・原発労働者の実情
・優生思想と障害者差別について

コミスペこそこの授業で最も力を入れた双方向型アイテム
 この授業を双方向型にするために、さまざまなメニューやアイテムを用意しましたが、みんなが参加できる双方向型アイテムとしては何と言っても「コミスぺ」でしたよね。ディベートやグループワークは教室でみんなでやれるコミュニケーションとアウトプットの貴重な機会でしたが、授業外にもコミュニケーションを通じてみんなで考える場として工夫したのが授業後のコミスペです。
 このコミスぺは最終回に紹介したように、23年前の開講以来続けているもので、私が必ずコメントを返すようにしています。投稿した人は私のコメントが楽しみなようですが、自分の分しか読まない人もいるようですね。コミスペは通信簿ではなく、教室での意見交換と同じですから、他の人の分の方がはるかに勉強になるはずです。
 このことは、コミスペの投稿および閲覧と成績の間にかなりな相関が見られることからもうかがえます。投稿回数は私の方に記録されていますし、閲覧状況については最終アンケートで答えてもらいましたよね。それらをまとめた下図を見てください。




最終アンケートの結果を紹介しておきます
 最終回で出してもらったアンケートは、私が今期の授業を振り返るためですが、みんなにも結果を紹介しておきます。なお、成績評価に影響を及ぼさないため、アンケートの集計や分析は成績提出後に行っています。


 受講の動機は初回にも聞きましたが、念のため、もう一度最後に聞きました。
 言うまでもなく、時間帯が断突で次いでシラバスです。
 「単位が取り易そうだから」はさすがにゼロでしたね。


 「授業のために授業時間外に平均して1週間当たりどの程度時間をかけていますか」という質問です。グラフでも明らかですが、平均時間を計算すると、「他の授業=27.9分」に対し、「この授業=52.5分」で、ほぼ2倍です。
 ところで、実はこれでも法律が定める教室外学修時間には程遠いのです。大学設置基準では、教室時間の2倍の学修時間を基準とするとあり、この授業でさえ誰も満たしていないことになるのですよ(笑)。


 この授業を受けて効果があったと思うものを聞きましたが、「自分で考える力をつけた」がトップでしたが、これは私がしきりに言っていたからでしょうね。
 その他にも双方向型授業の目的に沿った効果を認めた人も多く、良かったかなと思います。
 「普通の授業の方が良い」と答えた人は3人いましたが、3人とも双方向型の効果も認めているので、こんな授業ばかりになったら大変だという意味かなあと推測しました(笑)。シラバスを読んで受けてくれているので、「普通の授業の方が良い」という人が少ないのは当然ですね。

 この他、今までに受けた講義授業のうち、一方向型授業と双方向型授業という対照的な授業の割合も聞きましたが、いずれも人によって異なり、一概には何とも言えません。ただ、一方向型授業と双方向型授業の平均的な割合は明らかに違い、一方向型の授業が79%に対し、双方向型授業は17%で、まだまだ双方向が少ないことは明らかです。ただし、今回は双方向型授業の中身までは問うていませんので、対話型の程度はわかりません。。


Communication Space
 今回は「授業を受けた感想を短歌に」という課題(全員必須)も出しましたので、コミスペを書いてくれた人たちの短歌はコミスペの後ろに付けることにしました。

ウルフルズの替え歌の話
 ウルフルズの歌は久しぶりに聞きました。やっぱりいい歌やな~と思いました。先生に替え歌を贈った先輩がいたというはなしも、ほんとにいい話だと思いました。毎回のコミスペで、大したことは書けませんでしたが毎回何かコメントをしていただいて、嬉しかったです。ありがとうございました。
自分から 動くことの 大切さ しっかり学んで “学生”になる
 他の授業では、ぼんやりと座っていても授業を受けることができるけれど、この授業ではそれができませんでした。自分で考えて、それを伝えると言うことの難しさが分かりました。これからも、自分から主体的に学べるような“学生”になりたいです。(N1)
→ この10年間、いつもこの歌を最後に流していますが、なれそめは授業で話したように、受講生の一人が「アコード」のメンバーだったので、替え歌を作ってサークルのメンバーと一緒に退職記念の会で披露してくれたことです。このクラスの中にも後輩がいたようで良かったですね。
 最近出した本の中でこの話を紹介していますので、下記に紹介しておきますね。
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(出典:木野茂(2017.4)『双方向型授業への挑戦-自分の頭で考える学生を』、現代人文社、34-35)

1.4.1 バンザーイで!終わる授業のきっかけ
私の最近の授業の最終回は、いつも「バンザーイ! 君に会えて良かった!!」(ウルフルズ)の一節をYou Tubeから流し、「この授業に会えて良かっと思う人はみんなで拍手して終わりましょう!」と呼びかけて最後を拍手で終わることにしている。
最後に流すウルフルズの曲をフィナーレに使うきっかけになったのは、12年前 に大阪市立大学を退職したとき、学生たちが別れを惜しむ会(2005年3月19日) でこれを替え歌にして私に贈ってくれたからである。

図1・10   歌ってくれたアカベラG「アコード」2005年3 月、大阪市立大学)

「パンザイ」  原曲ウルフルズ(1995年発表)
◆・・・・・替え歌にした部分

イェーイ 君を好きで、良かった このまま、ずっとずっと 死ぬまでハッピー
バンザイ 君に会えてよかった このまま、ずっとずっと  ラララ 二人で
つまらないことで君を困らせて思い出すたび赤くなる
笑っちまうくらいに毎日は ただもう過ぎてく あっという聞に
すげえすげえ幸せな気分のときは 帰り道で君を思い出す
コンビこをうろうろしながら 思い出し笑いをかみ殺す
ダサイカツコはしたくない  年はとらないように
作り笑いなんかしたくない だからBaby  そばにおいでよ
#リピー卜
◆ 良い先生にあたると生き返る ホント眠い つまらない講義は
でもやっぱぐっとくるほどの先生は 市大の中にひとりだけ
キザな言葉は照れくさい カッコつけずにいとう
◆ いつもみんなで喋りたいだからBaby  ここへおいでよ
#リピー卜
だからBaby Baby
◆ 今まで、ずっと、とうもありがとう
◆ イエーイ 講義を受けてよかった
このままずっとずっと 死ぬまでハッピー
バンザイ 先生に会えてよかった
このままずっとずっと ラララみんなで
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今後に役立つ講義
 この講義の経緯を聞き、歴史あるこの講義を受けることができて良かったなと感じました。他の一般教養に比べて、予習カードやレポートなど大変なこともありましたが、初めて知ることもたくさんあり、非常に勉強になりました。この講義を通して考えて得たことは、今後の学生生活、社会に出てからも役立つと思いました。
→ 医学部の人は1回生の時しか教養科目(全学共通教育科目)を受けられないので、選択が大変なようですね。医学部の人に聞けば、余分に登録しておいて実際に受ける際には必要単位数に絞るとかで、そのせいか、今回も医学部からは4割ほどの人が保険登録だったようで一回も教室に出てきませんでしたね(笑)。受けて良かったと言ってくれるとうれしいです。
自主的に 学び行動 することの 大切さと 難しさを知る
 この講義を通して、自主的に学び、行動することの重要さを改めて感じました。これからは、自分の頭で考えることを意識してやっていこうと思いました。行動をおこすのは難しいですが、小さいことから始めていこうと思います。(M1)

一回生の内に経験出来て良かった
 今回が、最後の授業で、今までを振り返って読書ノートやレポート、ディベートなどで大変やったなと思いました。でも、その1つ1つが自分の力になっていったのではないかなと振り返りながら感じました。この授業では、今まで経験したことのないスタイルで戸惑うことも多かったです。しかし、アメリカなどでは当たり前のこのスタイルを一回生の内に経験出来たのは、とても良かったです。この授業で、得た経験を、これからの大学生活で活かして行きたいです。
→ 法学部も一回生の内に教養科目を済ませておくように言われているそうですが、この授業はたしかに一回生の内に受けておいた方がその後の大学生活にも活かせるでしょうね。
科学者も 責任無いとは 言わせない 科学の利用  注意が必要
 科学というのは、人類にとって有益なものである事は確かです。しかし、それを使う人によっては、とても危険なものになりかねません。そういう意味では、科学に最も近い存在である科学者がちゃんと注意しながら使うことが必要だと考えました。(J1)

主体的な学び
 半期間ありがとうございました。最初はグループワークも全然知らない人どうしで行うので、私は結構大丈夫だったんですけど、どうですか?と聞いた時に反応が愛想笑いだけのこともあって、この先やっていけるのかと思ったこともありました。でも、だんだん慣れてきて授業の内容についてきちんと話せるようになってきたのがよかったです。ここまでこまめにグループワークを行う授業はあまり受けたことがなかったのでいい経験になりました。予習がめんどくさいと思うこともありましたが、それで授業の概要を把握していけるのでちゃんと毎回やっていってよかったと思います。主体的な学びは大切ですね。この経験を今後も活かしていこうと思います。 半期間お世話になりました。 
→ グループは私が学部が重ならないように名簿から組んだので、うまくやっていけるかどうかは皆さんの自発的な努力に委ねざるを得ませんでした。3人が2人になった班も多かったですが、みんなが協力してくれたので、次第にうまくやれるようになったのは毎回の報告書からもうかがえましたよ。
アクティブに 学んでいけば 見えてくる 自分の興味と 自分の意見
 レポートの中では、この授業を通して興味を持った分野について触れさせていただきました。興味を持つことができる分野もあれば、残念ながら私が興味を持つことがなかった分野もあります。しかしそこではじめて、自分はこういうことにも興味があったのか、私はこういう意見だな、とか自分はこういうことには無関心だったのか、新しいことを聞けてよかった、と思うようになりました。そして興味があることについて主体的に学ぶことは楽しいということ、意見がそれなりに持てることに気づきました。(J1)

自分が学ぶためには
 能動的に学ぶためには、何が必要か、僕なりに考えたのが簡単に「教わらない」という結論が出ました。
 学生と言う立場、何かと「誰かが教えてくれる、だから教えてもらおう」と受け身になることもありますし、発信するよりも受信することがほとんどだと思います。しかし大事なのは、今現在生きている自分がどうよりよく生きていくかという視点です。その上では人から単に「教えてもらおう」と涼しい顔で、「教えてもらった知識」は自分の血肉にはなりにくいと思います。本当に自分が、汗をかきながら、もがいて自ら身につけた知識が自分の人生を彩ると思います。もちろん人から知識を教授されることも大事だと思いますが、そこにも「教えてくれるだろう」と甘い受動の立場があるならば、身につきづらいとおもいます。だからこそは私は簡単には「教わらない」と考えました。そもそも人が必死で身につけた知識を得るのであれば、僕は「絶対に何が何でも知識を奪っていく」ぐらいのスタンスでその時間に価値を持たせるために汗をかきたいと思います。その言葉の裏には何があるのか、どういう意図でそれを言っているのか、その知識は自分にとってどう変換できるのか、その方法とは、などなど頭をフル回転させます。それはその人への尊敬と自分の人生をよりよくしたいからです。
 そしてもう1つ大事だと思うのが、「教わる」のではなく「教える」と自ら発信の立場になることです。「教える」ことはすごく難しいことだと思います。自分の知識をより伝えやすく変換したり、知識の補充や理解も必要となると思います。そしてその過程こそ自らの知識の定着をより促してくれます。ということは単純に教わるだけではく、自ら学ぶか人から汗をかいて学ぶかして得た知識を誰かに「教える」ことでより自分の理解を強くしてくれると思います。そこで今回の講義で得た知識も僕はもちろん身近な誰かに伝えていこうと思います。その中でまた理解を深めていきたいと思います。
 僕は簡単に「教わらない」汗をかく努力人でありたいと思います。先生の授業楽しかったです。毎回のコミスペの返信もお疲れ様でした。この仕組みは是非とも今後も続けてほしいです。簡単に「教わらず」「自ら考えて発信する」ことを教えて頂き本当にありがとうございました。(C4)
→ 主体的な学びの意味とその方法を自分でよく理解し、実践しているようですね。1回生の時から実行しているならすごいですね。もうすぐ社会に出るのですから、その姿勢で頑張ってください。
ありがとう 感謝忘れて 何残る 素直な心 学びの鍵
 短い時間でしたが、本当にありがとうございました。多くの学びがありましたが、何よりの学びは、「学ぶことに最も大事なことは自分意識」だということです。人から受動的に学ぶのではなく、自らの意志で学ぶ、これがこれからの社会に必要なことだと思いました。そしてそれを知らせてくれた先生にまず、しっかりと感謝したいと思います。こういった人からの学びを感謝できる人が、自分で学べる人だと思うからです。最後に僕も先生に「バンザイ!あえてよかった」 (C4)

最後の授業
 最初はこの授業はとても面倒だなと思っていましたが、授業をしていくにつれて、グループワークなども増え、交流が深まり新しい発見が多くあったのでよかったです。大学の授業でこのような体験はあまりないとおもいます。経験者さんのお話を直接聞くことが出来たのも貴重な体験でした。ありがとうございました。
→ 看護教育ではOJT(On The Job Training)というか、ベッドサイド教育が重視されていますから、教科書を覚えただけでは使い物にならないことを叩きこまれると思います。コミュニケーションを取りながら自分の頭で考えることの重要性は双方向型を重視するこの授業とも通じていると思いますよ。
メンバーと 意見を出し合い 考える 新しい自分 新しい発見
 グループのメンバーと毎回話し合うことで、新しい意見をとりいれることができ、毎回あたらしい自分を見つけることが出来ました。双方向授業をうけることができてよかったです。(N1)

授業を終えてー挙手する勇気だけが心残り
 木野先生、今までありがとうございました。私は受け身的な人間で、言われたことはこなすけど、自分から主体的に物事を考えたり学んだりすることは少なかったです。
 でも、この授業でグループワークやディベート、レポート課題を通して少し殻を破ることができました。ひとつ心残りなのは、挙手して発表する場でなかなか発言する勇気を持てなかったことです。次、そんな機会があれば発表したいと思います。
→ 挙手はねぇ・・・、まだまだ日本の社会風習としては人前で積極的に手を挙げることに慣れていませんから、やむを得ないと思いますが、いつまでも受け身ではなく自分も手を挙げることができるように努力しましょうね。このクラスの中で同じ思いの人は多いことと思いますよ。
最後まで 仲間と話し合う この授業 他にはない 何か掴めた
 大学の他の授業と違うところは、話し合う場が多かったことです。授業中に他学部の人と話す機会が少なかったので、刺激的でした。この授業を通して主体的な学びを体感したとおもうので、これからの大学生活に役立てたいという思いも込めて短歌にしました。(E1)

最後の授業ー挙手できなかったが、双方向型授業は面白かった
 今日が最後の講義でした。振り返りをし、色々なことを思いだしました。木野先生の授業では、自分の意見を持つこと、それを発表することが重視されていたと思います。私は最後まで手を挙げることは出来ませんでしたが、コミスペや質問用紙を使って自分の意見を述べ、疑問を解決することができました。他の授業とは違い、自分の頭を使って進んでいく双方向型授業はとても面白かったです。本当にありがとうございました。
→ アメリカではサンデル先生の白熱教室やアクティブ・ラーニングなどで紹介されているように、大教室でも積極的な発言が飛び交っているので、驚く人も多いかと思いますが、実はあそこまで行く前に少人数でのグループワークやアサインメントという事前学習(テキストや文献を読んで事前課題に取り組んでくる)の授業が課されているのですよ。日本ではそこまでカリキュラムが整備されていませんから、一つの授業内で双方向型授業をやるとすればこの授業くらいがせいぜいだと思います。挙手は次の機会で結構ですよ。
隣には 自分と違う 友がいて 同じ学びをする 不思議さよ
 自分とは違う考えをもつ友達と同じテーマについて肩を並べて学ぶことは当たり前ではないのだなあ。(M1)

この授業を通してー次は発言できるようになりたい
 私は、このような双方向授業はもちろん初めてだったのですが、みんなと意見を共有できて、そのような体験はあまりなかったので新鮮で、楽しかったです。私は今回は、結局授業中に手をあげたりすることはできなかったので、次、このような主体性が求められる授業があれば頑張りたいと思います。この授業で扱う内容はどれも初めて知る、興味深いものばかりで、とても面白かったので、もっと深く学ぶためにも、もっと自分の考えをしっかり整理して、発言をできるようになりたいと思いました。
→ 上の人たちも同じように手を挙げられなかったことを悔やんでいますが、次の機会があればきっとみんな挙げられるでしょう。
被害者の 悲痛な叫びに 気づいたら 2度と起きない このだけを祈る
 私は、この授業で取り扱うことはほとんど知らないことばかりだったのですが、この授業を通して被害者の訴えが特に伝わってきたので、このような短歌にしました。また、教科書に載っているような事実があるんだ、ということがもっと世に広まって欲しいと思いました。(J1)

いい経験でした
 自分ではあまり積極的に参加するタイプの人間ではないと思ってるので、短歌で歌ってある通り、とても自分にとってためになるいい経験でした。今までありがとうございました。
→ いい短歌だね。ぜひ、今後に活かしてください。
普段とは 違う形式 この講義 自分にとって いい経験に
 前期でこの講義を受けてきて、他に受けている講義とは違った講義形式でとてもいい経験になったと思ったのでこの短歌を作りました。(T1)

「科学と社会」への感想ーレジュメは永久保存
 今日「科学と社会」の最後の授業が終わりました。終わってみればあっという間でした。書きたいことはたくさんあるのですが、私にとってのこの授業の感想を簡潔に述べると、社会問題に対してどのように向き合えばいいのかを考えさせてくれた、ありがたい授業、受けてよかったと思える授業でした。
 レジュメは永久保存しておきます。いつかこの授業で学んだことが輝きを放つ時がありそうな気がするので。
 今のところ後期開講の「ドキュメンタリー・環境と生命」を受けようかなと思ってますので、今後もよろしくお願いします。
→ 最後の交歓会でも「受けて良かった」と言ってくれたのでうれしかったです。レジュメを永久保存するとのこと、スライドや動画を収めたブログもどうぞ。後期授業はさらに発信型なのでぜひどうぞ。
辛かった 金曜四限 科学と社会 終わってみれば よき思い出
 毎週予習カードを出すのは本当に面倒でした。忙しくて何回か出せない時もありました。この授業を受けている間、「面倒くさいな」と何度思ったかわかりません。私の場合、レポート事前発表会もありましたから尚更です。しかし終わってみれば、その苦労した分だけ自分の血や肉になっていると実感しています。この授業を受けてよかったと心から思います。(E2)

3足のわらじ
 初回と今回の授業で木野先生の宇宙線物理学と環境問題、大学教育の3足のわらじの話を聞きました。私はそのことに対して尊敬の心を抱きました。今は私は大学の授業だけで手一杯です。大学の課程を終了した後でも、私がするだろう研究、もしくは仕事などで、また手一杯になると思います。これから異なる分野に積極的に行動できるかとなるとその自信はありません。なので本当にすごいと思いました。私も木野先生のように自分の考えを次の世代へと伝えれるような人になりたいです。
→ 3足のわらじは意識して履いたわけではありません。私の人生の中での巡り合わせだっただけで、偶然にすぎません。ただ、専門に閉じこもらずに広い視野で取り組むことは大事だと思っています。
水俣病 たくさん出てきた 授業内 自分の意見が たくさん持てた
 今までは水俣病は四大公害病の一つでメチル水銀が原因だったものとしか認識していませんでした。しかしこの授業を受けて水俣病の被害者やチッソのことなどを知って初めて水俣病に対して自分の意見を持つことができました。この授業は今自分が取っているものの中で一番自分の意見を考えたり、課題に対して深く考える機会を与えてもらえるものでした。貴重な経験になりました。約3ヶ月間ありがとうございました。(T1)

最初は大変だったけど・・・
 この授業は初めなんとなく内容が面白そうだし時間も都合がよかったから取りました。先輩からは大変って聞いていたけど、大丈夫やろって思ってました。でも始まって、本文要約してこなあかんとか課題が色々あって、正直面倒くさくて失敗したなって思いました。でも回を重ねて、グループワークとかで周りの人とコミュニケーションを取ったりしていくうちに、いつの間にか授業の予習や復習が苦じゃなくなりました。最後はこれで終わりか…ってすごく寂しい気持ちになりました。
 先生はとても熱心にいつも授業の用意をしてくださって、コミスペとかにも丁寧な感想を書いてくださっていて、コミスペを送った週には先生のコメントを読むのが楽しみでした。私だけじゃなくて他の人が授業を受けてどう感じたのかとかも知れてよかったです。
 また、授業中の発表もいつも緊張して出来なかったけど、1回だけ勇気を出して自分の疑問を発表出来てスッキリしました。前期の授業お疲れ様でした。これからますます暑くなりますので、ご自愛ください。
→ 同じ思いの人は多いことでしょうね。最初は大変そうに思ったでしょうが、2回以上続けた人はすぐ慣れてくれたようですものね。コミスペへのコメントは書いた人にだけではなく、いつもみんなに読んでもらうことを意識して書いています。アンケートでは全部読んでくれていた人ももちろんいましたが、自分のところだけの人もいたようですが。この授業ではコミスペが双方向型の重要なアイテムでした。良い夏休みを!
身の回り 溢れているが 気に止めぬ 科学の発展 その影の犠牲
 身の回りに科学はたくさんあって、いっぱい進化してきています。それを私は今まで良いことであるとしか思っていませんでした。でもそこにはたくさんの犠牲があったと気付かされました。そこに目を向けるいい機会にこの授業がなりました。これからはもっと物事の上辺だけでなく、本質を見抜けるように生きていきたいです。(J1)

専門家が責任を全うするには
 公害が社会問題になったとき、企業の側に立って責任を否定したいわゆる御用科学者が現れたなか、企業やほかの研究者に睨まれながらも良心に従って公害問題の解決や患者の救済に尽力された方々がいたため、環境をテーマとする授業が行われるなど公害問題が社会全体に認知されるようになったのだと思いました。そして、科学の罪を告発して不利益を受けるから言い出せない、という事態があったという事実を踏まえ、企業として、あるいは行政としてトップが公害防止を基本指針とするなどの組織改革が必要だと感じました。
→ 社会問題に対応するためには基本法や担当組織がまず必要なことはその通りで、1967年に公害対策基本法ができるまではまさに野放しに近かったので四大公害をはじめ公害が頻発しました。しかしその後、1971年に環境庁ができ、1993年には環境基本法となり、2001年に環境省になりました。では、法や組織が出来た現在でも公害や環境の問題が後を絶たないのはなぜでしょうか。ザル法と言われる法が多かったり、バイオのようにいまだに野放しの分野も多い上に、公益通報者保護法さえ不完全な現状を改革することがまず求められますね。
流されず  自分の意見を 持つことを  未来の選択  その機会まで
 原発問題に関する議論をはじめ、賛成派と反対派の意見を両方調べたり、行政側と患者側の見識が異なる公害問題についても知ることができた。けれども、それだけでなく、自分が将来そのような当事者になったときにはどう考えればよいのか、そのためには知るだけでは足りない。考えられるリスクを調べた上でどう折り合いをつけるかを自問自答していけるようにしたい。(J1)

目標ー主体的に学ぶこと
 予習カード、ディベート、グループワークなど、この講義を通してしてきたこと全てが、主体的に学ぶことにつながっていました。
 権威のある人の言葉でも、どんな人の言葉でも、すべて鵜呑みにしてはいけない、ということは、常に心に留めていきます。
 主体的に学ぶ姿勢を忘れずに、これからも、大学で学んでいきたいと思います。講義、ありがとうございました。
→ この授業でやってきた一つ一つが主体的な学びを身につけてもらうための工夫であったことに気づいてくれたようですね。これからの4年間に活かしてください。
自ずから 向かう姿勢を 忘れずに 考え豊かに 実る人生
 この講義を通して、主体的に学ぶ姿勢の大切さに気づけました。自分の考えを明確にできたり、他の人に伝える大変さにも気づきました。また、他の人の考え方について、ただ聞き流すだけではなく、より深く議論できました。たくさんの考えに触れ、自分でも考えられる人になると、人生もより豊かになると思います。(J1)

希望を持てるようになった
 この講義を受けてよかったと思うことは、自分の考え方をいい方向に変えることができたことです。これまでは、「政府とか企業の悪いところは結局変わらない。自分1人が変わったところでどうしようもない。」と思っていました。しかし今では、「自分が変わって、何か行動を起こせば、大きな組織も変えられるかもしれない。」と希望を持てるようになりました。この意識の変化をもとに、次は自分にできることを考えて、実践していきます。
 正直、この授業を受けた理由の半分は単位を取るためでしたし、毎回の要約も面倒くさいなと思っていました。しかし、グループワークや交歓会で自分では思いつかないような意見を聞けたり、劇に参加してみたりと他の講義とは違う面白さがありました。今期の授業で1番と言っていいほど好きな授業でした。ありがとうございました。
→ この授業では、最初は水俣病を中心とした授業を通して、衝撃・憤り・無念・自責という段階をみんなが必ず辿ったと思います。次いで、ディベートを挟んだ原発やエネルギー問題で、それが過去の他人事ではなく自分たちの問題につながっていることに気づいたことしょう。そして、後半はゲストにも入っていただきながら自分がその立場になったらどうすればいいかを「考える」授業を中心としました。出口さんはその流れに乗って「自分の考えをいい方向に変えることができた」のだと思います。授業を楽しんでくれてありがとう。
先達の 苦難と努力 受け止めて 次は私が 変えていく番
 『科学と社会』という授業を受けて、公害問題(特に水俣病)についてほとんど何も知らなかったんだなと気付きました。そして、これまで闘ってきた方々から学んだ、あきらめないこと、一歩踏み出す勇気を忘れず、「次の世代である私たちが行動を起こしていかないと!」という気持ちでこの短歌にしました。(J1)

すべてつながっているんだ!
 水俣病、原発問題、環境問題、薬害エイズなど様々な分野を授業で学びましたが、本質や先生の伝えたいことは変わらないんだと感じました。先生であっても、様々な思想を持っているので、すべて言っていることが正解だとは限りません。ですから、先生が言っているから!と鵜呑みにする事なく、自分で考えて行動するということが大事なのだなと気付きました。今は先生と学生の関係ですが、この先、社会に出た際にはもっと発展します。その経験を生かすことができたらなと思いました。だから、1番最初の授業で、生徒と学生は何が違うんだという質問をしたのかとわかりました。すべてつながっているんだと!
 そして、有終の美を飾りたかったんですけれども、レポートと読書ノートの提出が遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。
→ 初回の授業と最後の授業がセットになっていることに気づいてくれましたね。15回の授業は細切れのようですが、実はつながっていたんですよ。
 そういえば、最終回のお昼頃に「レポートを家に忘れてしまいました。どうしたらいいですか?」とSOSメールを送ってきてましたね(笑)。何とかメール添付で提出できてよかったですね。
ああ嫌だ 面倒だなが 変わっていく いつしか授業 好きになってた
 以前もコミスペに投稿しましたけど、最初は要約も難しくて、興味が無いと思ったり、自分の無知さが露呈され、消極的になって、授業を受けていた部分があったので、楽しくなかったです。しかし、ディベートをしてみて、意見を共有していくうちに同じ年代なのに、こんな素晴らしい意見を持っているんだ!と刺激を受けて自分も、意欲が湧くようになりました。終わってみると、大変だったけれども役に立った、自分自身の教養を広げられたなーと思いました! (C1)

学びとはなにか
 この授業を通して得たものは、知るということは何か、ということでした。公害や薬害、原子力発電所の実態について具体的なデータをもとにグループワークをして、意見交換し合ったのもいい経験になりました。知るということは、ただ受動的に知識を自分の頭に植え付けるのではなく、その前に「本当にそのとおりであるのか?」「それは確証があるのか?」ということを考えるように意識することが大切だということを学びました。半年間ありがとうございました。
→ うん、これからの学びにもぜひ活かしてくださいね。
学生は 積極的が 当たり前 口では言うが 本当にそうか?
 この授業のはじめに話し合ったことをもう一度振り返り、自分自身が本当に積極的な学生であるか見直す必要があると思い、短歌にしました。(J1)

人生で初めての双方向型の講義
 僕は人生で初めて双方向型の講義を受けさせていただきました。この講義ではコミスペ、ディベート等僕にとって初めてのことばかりで一般教養の講義のなかで1番刺激を受けた講義だと感じています。この講義を通してふつーに過ごしていたら関わることのないであろう医学部の方や他学部の先輩と意見を交わすことができたりお話しすることができ非常に楽しかったです。前期の間だけでしたがためになる講義をしていただきありがとうございました^ ^
→ 人生で初めてとはねぇ(笑)。ぜひ、これからの学生生活にも活かしてください。
にっぽんと 他国との距離 なくすため 光を照らすは 双方向?
 僕は初めて双方向型の授業を受けていただきました。初めての経験ばかりで驚くことが多かったのですがアメリカではこれが普通の講義だと知ってこれが日本と他国との違いなんだなーと思った。日本では裁判を起こすことに良い印象を持っておらずアメリカやドイツに比べて民事訴訟件数は圧倒的に少ないのです。こういった講義が増えて行けば、日本人の気質も変わっていき、このような現状も改善されることが可能なのではないかと感じました。(J1)

対話型授業に戸惑うことも多かったが・・・
 この講義は対話型授業という他の講義とは全く異なるもので戸惑うことも多かったのですが、自分の意見を持ちそれを人に伝えることが以前よりも少しだけできるようになった気がします。また、様々なゲストの方のお話を聞けたのは自分にとって良い経験になりました。ありがとうございました。
→ 対話型授業は私も受けたことがありません。強いて言えば、専門教育の少人数演習型授業くらいですが、教員になってから、こういう大人数の講義型授業でどうすればよいかは試行錯誤しながら徐々に完成度を高めてきました。その基本は、自分ならどういう授業をしてもらいたいかと学生の立場になって考えることでした。
信念を 貫いてきた 人達の 話を聞けて 嬉しく思う
 この講義では、たくさんの自分の信念を貫いてきた人達の話を聞けました。このような話や経験談はめったに聞けないものだと思うので、聞けて嬉しかったです。(J1)

科学と社会の授業を受けてみて
 科学と社会はほかの授業とは異なり、双方向参加型であり、自分の頭で考え、主体的に学ぶことをモットーにしている珍しいタイプの授業だと思い、受講したが、実際に授業を受けてみて、主体的に学ぶ方が、受動的に学ぶ方よりも自分で考えた分、ほかの人とは異なる新たな発見があり、さらに、印象に残りやすいと感じ、さらに、海外では主体的な学びの方が主流であり、最先端の学びであることを知り、この授業を受けたかいがあったと思った。また、コミスペやグループワーク、レポート事前発表会などにより、主体的な学びが身についてきたように感じた。今後、日本の大学で、このような主体的な学びが増え、この授業で行ったレポート事前発表会のような機会が増えたらいいなと思った。
→ 1回生でただ一人、発表会にエントリーした勇気を買います。「公害の原点とは?」という誰もが考えやすいテーマだったのでQ&Aも活発となり、よかったですね。コミスペも全回投稿はただ一人で、主体的な学び方に精一杯挑戦してくれたようで、得るところは大きかったことと思います。その調子で頑張ってください。
公害を 自分の頭で 考えて 初めて気づく 認識もある
 この授業では、公害を自分の頭で考えるという主体性がモットーであったが、実際に自分の頭で考えて見ることにより、高校までに習っている公害でも、新たな発見があり、さらに、自分の頭で考えたため、より強く印象に残りやすいと感じた。木野先生、今までの15回の授業、4ヵ月という短い期間でしたが、ありがとうございました。(S1)

Qタイムで聞きそこなったのですが・・・弾圧・塩漬けの経験は?
 私はこの授業を通して「自分で考える」ということを学び、以前よりはそれができるようになったのではないかと思う。原発ディベートやレポートの準備・作成の際には、今まではニュースで小耳にはさんだ程度で分かっていた気になっていたことを、実際に準備のために賛成・反対両方の主張を自分自身が能動的に聞くことによってより深く理解することができたと思う。またこの際には、もっともらしく主張されていることが、より深く調べてみると実は相当にいい加減なものだったということもあったりして、上辺だけを聞いて理解した気になることが相当に危険なことであるということもまた身をもって理解できた。
 また、Qタイムには聞き損ねた質問なのですが、最終回で宇井先生や原田先生、井関さんが大学側から弾圧・塩漬けされたというお話がありましたが、木野先生自身は何かそのような経験はあるのでしょうか? もしあったのであれば、可能であればできる範囲で教えてください、よろしくお願いします。
→ やあ、まさにQタイムにふさわしい質問だね。公害や環境問題が大学の教育や研究の対象として認められていなかった時代ですから、当然、私も塩漬けにされました。ただ、最初に大学と対立したのは一足目のわらじのときで、当時のStudent Power(1969年)の学生たちの民主化運動に共鳴して教授会の独裁的管理運営に異を唱えたからです。私が教員になった最初は「助手」(現在の助教)という最下層の職階でしたが、当時は教授だけの「教授会」が管理運営を担っていて、教授以外の教員は何の権限もなかったのです。そこで当時の私は理学部の助手会を通じて民主化を要求していたのですが、他大学と同じく、市大も機動隊を導入して学生の学園封鎖を解除し、その後はStudent Power以前の旧体制に戻ってしまいました。
 そこで始めたのが、「大学が社会の人々からどう見られているか」を知るために、大学の外に出てみることでした。それが授業で話した「風成」や「佐賀関」の二足目のわらじの話につながります。この二足目の時代でも公害や環境問題の調査研究は理学部物理の教員としては一切評価されませんでしたから、塩漬けはずっと続きました。そして、「自主講座」を経て「教育改革」の時代なって初めて私に改革の役職が回ってきて、塩漬けがやっと溶けたというしだいです。2003年に大学教育研究センターが設置されたとき、私が理学部から異動し、センターの助教授(現在の准教授)になったのですが、2年後には定年で退職し、立命館大学に移り、やっと教授になったというしだいです。塩漬けの時代はお金も権限もほとんどなく腹立たしかったのは事実ですが、自分の思うことをやれたという意味で「自由」だけが何物にも代えがたい宝物でした。
人の世を より良くするは 科学者よ 悪くしうるも これ科学者や
 科学者は良心を持っているか否か、またそれを貫き通せるか否かで社会にプラスにもマイナスにも貢献しうるということ。(J1)

この授業のおかげで僕は変わることができた
 僕はこの授業をとってよかったことがあります。僕は今までの授業を言われるがままに課題をして、言われるがままに勉強をするというような生活を送っていました。初めはこの授業もそういう風になるんだと思っていました。だけど、木野先生の双方向型授業、主体的に能動的に授業を行うスタイルのおかげで変わることができました。これからの授業もこの経験を活かしていきたいです。
→ この授業のおかげで変わることができたとはうれしい報告です。3回生になってからでもまだ遅くはありませんよ。レポートを教室で受け取っていたのに、最初の点検で見つからず、「出てないよ」とメールして驚かせてしまい、ごめんなさい。ちゃんとありました(笑)。
主体的 準備が命 受けるため 知識広がる 行動起こす
 主体的能動的に授業を受けるために準備をすることが自分の知識を広げるために大事なことだと思います。この授業で学んだことをこれからも活かしていきたいです。講義ありがとうございました。(C3)

疑問を持ち続けよ
 全15回に渡る講義、お疲れ様でした。この講義を受けて強く感じたことがあります。それは、疑問を持ち続けよ、ということです。疑うこと、考えることは面倒です。しかし、疑うことを止めれば、停滞のみですし、不必要に与えられている不利益にも気づきません。この社会には、事実として嘘が溢れています。自分で気づいて声を上げなければ、誰も助けてくれないのだと分かりました。目に見えるものすべてを疑うという気持ちでいなければと思いました。
 短い期間でしたが、ありがとうございました。とても自分のためになりました。
→ 交歓会を最も楽しんでくれたようで、毎回参加してくれましたが、試験のためか、最終回だけ来れなかったのは残念でしたね。交歓会は授業中のグループでの話し合いより話題も時間も気にせず自由に話せたでしょ。
 看護士こそ人とのコミュニケーションが重要な職業ですから、この授業で得たことを活用してください。
考えよ 鍛えた頭脳 何のため
 全15回に渡る講義、お疲れ様でした。講義はもちろんのこと、私は講義後の交歓会をとりわけ楽しみにしていました。様々な境遇の人たちと集まって話をすることは、とても刺激的で楽しかったです。
 今回も、川柳を講義の感想とさせていただきたいと思います。
  その心;大学に入学してから、私は世の中で起こっている出来事に目を向けることなく遊び呆けていました。そんな生活を送っていると、自分の頭で考えるということが面倒になってきます。しかし、私のこの頭は、大学の試験をパスするためだけに鍛えられたのではありません。これからのことを自身で考えるために鍛えてきたのです。科学と社会の講義を受けて、いかに自分の考えがないかがよくわかりました。もっともっと勉強し、よく考えたいと思いました。短い期間でしたが、ありがとうございました。(N1)

面倒臭いけれど大切なこと
 講義ありがとうございました。この科学と社会という講義で双方向で主体的能動的な学びというものを教わりました。他の講義でも、先生が学生に質問するということはありましたが、科学と社会のようにグループで意見の交流をしたり、先生と議論するみたいなことはありませんでした。
 主体的能動的な学びというものは学生からしてみれば、なかなかに大変で面倒臭いものであるとは思います。しかし、受動的な学びでは得られないものが主体的能動的な学びにはあると思います。ただ先生が言っていることを受け売りするのではなく、自分で考え自分で答えを出すという力です。その力を得られる科学と社会を受講できて、とても幸せでした。ありがとうございました。
→ 受け身でも単位が取れればいいやと思っている人には通じませんが、大学まで来たんだから大学生らしい学びをと思っている人のために私は授業をしています。そういう意味では万人向けではないので、ユニバーサル時代の教育という「すべての人のための教育」とは言えませんが、意欲ある人のためになればと思っています。
答えなき 問いを考え 交流す 理想の講義 科学と社会
 講義でも出た通り、主体的能動的な学びというのは、海外では常識になっているようですが、日本ではまだまだ浸透していません。その日本で、科学と社会という主体的能動的に学ぶことが出来る講義を受けられたことはとても貴重で、この講義で培った力は将来生きてくるものだと思います。(J1)

授業の感想
 短歌は勘弁してください。
 今まで、習った内容をどれだけ覚えているか、のテストばかりで、あるテーマだけを提示され、自分で自由に考え、他人と議論する、という授業は初めてでした。
 社会に出てからは、答えの無い問題ばかりだ、とはよく聞きますが、今まで自分が受けて来た教育はそれにまったく対応できないものでした。その点で、良い経験をさせていただきました。
 ありがとうございました。(T3)
→ 工学部3回生でよく受けてくれましたね。井関君という大先輩の話を多分初めて聞いたことでしょう。この授業を受けたなら困ったときにどうすべきかのヒントが得られたことと思います。

授業を終えた達成感
 この授業は、予習カードも、毎回の授業でのグループワーク、そしてレポートというように、他の授業と比べても特にやることが多かったけれど、その分、すべての授業が終わった時に達成感がありました。双方向型の授業で、グループワークの時に自分の意見を伝える大切さを学び、また他の人の意見を聞いて、さらに理解を深めることができました。なかなか自分から手を挙げて発表は出来ませんでしたが、最後の授業では頑張って手を挙げて発表できて嬉しかったです。この授業での経験を活かし、自分の意見を人にしっかりと伝え、また人の意見をしっかりと聞き入れるようにしていきたいです! 
→ そうか、最後の授業でやれたとは、良かったですね。授業で達成感を得ることはなかなかないでしょうから、富士山の登頂を果たした気分かな(笑)。
双方向 理解を深める 話し合い はっきり伝える 自分の意見
 わたしが受けた授業で、この授業が唯一の双方向型の授業でした。毎回の授業での話し合いで、自分の意見をグループワークでしっかり伝えることの大切さがわかり、グループでより物事に対する理解を深めていくことができ、自分にとっていい経験になりました。よって、この短歌を作りました! (J1)

ありがとうございました
 半期の間ありがとうございました。現在三回生で、実は一回生の後期に木野先生の「ドキュメンタリー・環境と生命」を受講していました。あの時は少人数でグループワークから全ての班の発表という流れで、あれから一年半経ってどれほど自分のディスカッション力がついたか試したいなと思い、受講しました。思っているより大人数の受講生がおり戸惑いもありましたが、自分で、班で、グループで考える時間を多く設けて頂き、あとはゲストの方の講演もとても新鮮でした。やはり大人数の前での発言はいつまでたっても慣れないもので、なかなか発言できなかったことは残念でしたが、これからの人生にこの講義で教わったことや学んだことを活かしていければなと思います。
→ やあ、2年前の「ドキュメンタリー」の授業を受けてくれてたんですね。後期の授業はグループ研究とプレゼンおよびQ&Aによる発信型の双方向型授業でしたよね。実は私が双方向型の授業を作ったのはこの授業が先ですので、後期のはその応用編というか実践編です。そちらを先に受けるとこの授業はどうですかねえ。アサインメント(予習)やグループワークの基本に戻るので、先に受けた授業を後付けで理解することになったかな。
自分から 動かなければ 変わらない 人ごとにせず 動いてみよう
 これまで講義で習ったことを踏まえて、自分が変える、自分から勇気を出してアクションを起こすことの重要性、そういった行動を起こしてきた方々のおかげで今の社会があるということを再認識した上で自分も動かなければならないなということです。(C3)

最後のコミスペ
 こちらも授業全体の感想みたいな感じになります。この授業は、ただ聞くだけでなく、ディベートや、討論劇、グループディスカッションなど、主体性を必要とする内容で、とても楽しめました。得難い知識を得られたことだけでなく、接点が少ないはずの、他学部の友達ができたり、先生とも交流できて嬉しかったです。
 後輩ができたらオススメしたくなる授業の一つですね! 前期の授業、先生はもちろん、一緒に受講した皆さんも、ありがとうございました! 
→ あなたは交歓会に毎回参加してくれた唯一の人ですが、高校でもこういう授業形式が普通だったとかで、珍しい人です。交歓会ではいつもの常連と話せるので気が楽ですが、ときどき初めての人が現れるとそれはそれで新鮮でしたよね。とくにゲストの先生のときは結構緊張もしたようだけど得難い話を聞けて得をした気分になったのではないかな。後期の授業も受けようかなと言ってくれてるので期待しています。
双方向  主体重視の  授業受け 大事なものを  掴んだ気がする
 大学で双方向型授業を受けられると思っていませんでした。でも、主体的な参加を必要とするこの授業で、環境問題や公害についての内容だけでなく、グループで話し合う面白さや深み、自分で考えることの大切さなど、今後の学生生活で必要となってくる大切なものが身についた気がしました。こんな素晴らしい授業を開講してくださったことに感謝です! (J1)

賢明に、そしてゆっくりと
 賢明に、そしてゆっくりと。速く走るやつは転ぶ。
 私の敬愛するウィリアム=シェイクスピアの言葉です。この授業を表す言葉は、この一言で十分だと思えます。ありがとうございました! 
→ 含蓄のある言葉だよね。受け身の記憶力だけで単位をどんどん取っても、考えてなけりゃ単なる記憶で終わり、肝心のときに役に立たないということかな。
いつまでも 囚われることなく ぷらぷらと 遊人のように 私は在りたい
 すぐに人の意見に乗せられることを気にする私に、高校時代の恩師の言葉を、この授業で思い出しました。「ころころ意見が変わる人というのは、よく学んでいる人だ。」と。
 この授業では、多くの人との対話を通して私はころころと意見を変えてきました。それがいいのかはわかりません。ただ、いつまでも広い視野を持つには、木野先生の重視する「双方向の」学びが不可欠なんだろうなぁと、講義を終えた今感じています。(H1)

予習の重要性
 この授業の初回に、これから授業の最初にその授業で学ぶ分野の予習を400字から600字でまとめなければならないと知って正直めんどくさいなぁと思っていました。これまで学校の授業では復習さえすれば予習なんてしなくていいだろうと予習を怠ってきたからです。しかし、実際騙されたつもりで予習をして授業を受けると、ある程度内容は分かっているので、授業中にただ理解しようとするだけでなく自分だったらどうすべきだろうなど自分の考えと向き合う時間を持つことが出来ました。大学生になって予習の大切さに気づくことが出来て良かったです。
→ 私がこれに気づいたのは双方向型授業を始めてからです。この授業では教科書を作っているので、講義のときは読んできてくれてるものと思って進めていたのですが、ポカーンとしてる学生が結構いて、話が通じないことに気づいたのです。結局、一から説明しなくてはならなくなり、90分が講義で終わってしまうことが多く、肝心の双方向型授業らしいことができなくなり、これではいかんと思ったのが発端です。
 みんな、よく後で読みます(復習します)からと言うのですが、その場しのぎの人がほとんどですよね。そこで始めたのが要約予習カードで、これにより授業前に事前学習してくるのを前提とし、教室では何がポイントかを共有することと事前学習にはなかった内容を伝えることに絞り、浮いた時間でQ&Aや対話や双方向型の企画を導入してきたのです。
 たしかに最初は誰しも面倒な授業だなと思うでしょうが、続けるうちにその効用を理解してくれる人が増えたので、最近は初めから騙されたと思ってやってみようと呼びかけるようにしています(笑)。
先生と 学生の意見 耳澄ませ 創りあげよう 自分の主張
 この授業ではある議題に対して先生の意見はもちろん、講義を受ける学生も意見を述べる場面が多くありました。周りの人たちの言葉をよく聞き理解して、それを踏まえた上で自分自身も意見を主張していく大切さを知ることが出来ました。(J1)

人と話し合う力を得ることができた
 初めはこの時間、金曜4限に入れることができる一般教養だからまぁ適当に入れとこうという気持ちで受講しました。そして、グループワークで知らない人と話し合うことも少し抵抗がありました。しかし、話していくにつれて、その人とも打ち解けていくこともでき、自分の意見だけでなく、他人の意見も受け入れ、議論していくことで、話し合う力を得ることができたと思います。そして、全国の公害などの知識を得ることもできました。これから自分たちにもできることを探して、周りのことに気を使いながら生活して行きたい。
→ 班編成は私がやったので、みんな最初は抵抗があったことでしょう。しかし、話し合えばすぐに打ち解けていったのは、この授業は双方向型授業だよというシラバスを見てこの授業を選んだからです。履修の原点さえ確認し合えば、みんなで学ぶ授業への抵抗感は一気になくなったからではないでしょうか。
公害に 抗い続ける 有志たち その生き様に 心打たれる
 講義を通じて、たくさんの人の強い思いを感じてきた。教訓などを心に置きつつその人たちの心をついでいきたいと思っている。(T1)

僕も「良心」を忘れずに・・・
 遅ればせながら、コミスペを送らさせていただきます。遅くなってしまい申し訳ございません。
 第2回の授業後のコミスペで、僕が「専門家」について言及したところ、木野先生から「いきなり大変なことに気が付きましたね。」というコメントを頂いたのですが、今回の「環境問題と専門家」というテーマを見て納得がいきました。今回の授業でのキーワードの1つであった「良心」。僕もいつまでも人間としての良心を忘れずに、そして諦めずに持ち続けたいと思いました。
 最後に、全15回の授業ありがとうございました。普通の学生生活をしていたら、知り得なかったことも沢山学ぶことが出来ました。また、こちらから能動的に学ばなければ、情報もなかなか入ってこないということも何度も痛感しました。木野先生はこれからもこの市大でアクティブ・ラーニングを展開していくことでしょうが、木野先生自身も是非アクティブであり続けていただきたいなと思います!
 前期という短い期間でしたが、ありがとうございました。(M1、益山竜熙)
→ 最終号を仕上げる寸前に届いて、あわてて挿入しましたが、コメントと短歌をありがとう。
 そうでしたね、第2回の授業後のコミスペでしたね。最後に納得してもらえたようでよかったです。私への励ましのメッセージもありがとう。ただ、もう年ですので、肉体的にはアクティブをいつまで続けられるか自信はありませんが、少なくとも来年は続けます。益山君も悔いのない学生生活を送ってください。
考える 大事さ教える 木野先生 双方向の パイオニア
 日本ではまだまだ双方向型の授業が少ない中で、このような授業を展開なさる木野先生が双方向型授業を引っ張って行ってほしいという思いとともに、自分で考える重要性を再認識させていただいたことにも感謝致したいと思います。(M1)

<以下は、短歌だけの人たちです。>

今までの 受け身な姿勢 改めて 自分で考え 行動しよう
 大学では、ほとんどの授業は受け身形である。しかし本当に自分の力が身につくのは自分の頭で考えているときである。受け身ではなく、主体的に考えて行動するように心がけるべきである。
 木野先生、15回の貴重な講義をありがとうございました。予習カード、コミスペ、グループワークなど新鮮なことばかりでした。この講義では、自分の頭で考えることを学びました。これから先もこの講義で習ったことを活かしたいと思います。(M1)
→ どうすれば活かせるか、最後の課題を宿題にしてください。

自らで 選んで学び 進みゆく それが学徒の 真のあり方
 この講義を受けてきて、結局は一番最初の講義で一番大事なことを言っていたと私は感じたのでこのような句を書かせていただきました。科学と社会はこれまでの科学のあり方だけでなく、自分の勉強に対する姿勢まで変えてくれました。木野先生、半年間ありがとうございました。(T2)
→ うん、科目名は「科学と社会」ですが、本当は「人間と科学」としたかったところで、学び方から生き方までを考える機会にしてもらえればうれしいです。

受動的 だった自分が 能動的 努力すると 景色変わる
 この授業の醍醐味は何と言っても生徒との双方型授業の形態。今まで受け身だった自分がいつのまにか変われた気がした。ありがとうございました! (M1)
→ ほとんどの授業は普通の授業形態でしょうが、受けるあなたたちの姿勢で双方向型に変わりますよ。

学ぶとは 聞くだけでなく 考える 積極的かつ 自主的発言
 最初シラバスを読んで私はこの授業は乗り切れるのだろうかと思いつつ単位が欲しかった為受けようと決めました。講義が始まるとシラバス通り積極的な発言が求められ一方通行の授業ではなく双方向型の授業で今まで受動的な勉強しかしたことがなかった私は戸惑いました。残念ながら最後まで授業中に手を上げてみんなの前で発表する勇気は持てなかったのですが、グループワークやディベートでは積極的に発言できたので少しは成長できたのかなと思います。また全然違う学部、学年の人と関わり合い仲良くなれたのはこの講義のおかげだなと感じました。最後講義が終わった時の達成感みたいなものを周りの人たちと共有できた雰囲気が本当にこの講義を受けて良かったと思いました。ありがとうございました。(M1)
→ 達成感と言う表現はコミスペにも書いてる人がいましたね。双方向型の学びは与えられるものではなく、自分で学ぶ姿勢だと思ってください。

授業中 友と意見を 交換し 初回から僕も 木野ファミリー
 友達と意見を交わし、自主性が養なわれていく中で、共に学べる仲間ができた喜びがありました。そして、双方向型の授業をみんなとやりきった達成感がありました。(M1)
→ 達成感は自信にもつながるから、これで終わりではなく、今後にも活かしてください。

この世界 自分知らない ことだらけ 問題知ったの なら立ち向かえ
 この授業では初めて知ったことばかりでした。今までその問題があった事実を教えられても本当に何が起こったことは教えられてこなかったし、知ろうとも思いませんでした。この授業で扱った問題は今から1人で立ち向かってもあまりにも無謀すぎます。それでも、諦めたら一生解決しないかもしれない。そう思う自分に鼓舞激励する意味でこの短歌を書きました。4ヶ月という短い期間でしたが、様々なことを教えてくださってありがとうございました。(J1)
→ 自分を鼓舞激励ねぇ、背筋が伸びたかな(笑)。

考える 自分の頭で 考える つかんだ先に 何を見るのか
 能動的に思考し何かに気づくことで何かをつかめることを意味する。(J1)
→ さあ、何が見えるかな。

双方向 自分で考え 話も聞く
 最後までためになる講義をありがとうございました。短歌が上手でないので思ったことを並べただけですが、この講義は本当に双方向型であったように思います。自分の意見を持ち、述べることと、他の人の意見を聞き、反芻すること両方の大切さを学べたように思います。やはり、そのような活動を実施するためには、コミュニケーションが不可欠であると思います。マイクを渡され自分で話し相手に聞いてもらうことはとても緊張しましたが、コミュニケーションをとれた!と嬉しくなったのを覚えています。ありがとうございました。(J1)
→ 日本人は集団の中でのコミュニケーションが下手というか、自己主張だけで相互理解に向けた対話には慣れていませんよね。民主主義の歴史が浅いからでしょうが、これからは大事だと思いますよ。

小さなこと 意識し行動 それだけで 救われる人 いると信じる
 今回木野先生のお話でもあったように大きなことをしようとしなくてもその人たちを支えるようなことを考えればいいと思いました。三ヶ月間ありがとうございました。先生の授業を受けていると自分には何が出来るんだろうと考える機会がとても増えました。あとは行動に起こすようにしたいと思います。(N1)
→ うん、出来ることからで十分ですよ。それを考えるのも楽しみましょう。

毎時間 能動的に  考える 難しいけど  おもしろかった
 金曜日の4限だし、しんどいとよく思っていました。でも話を聞くだけじゃなくて、こんなに自分の頭で考えるのはこの授業だけだったので、この授業をとって良かったです。(J1)
→ みんな、最初、慣れるまでがしんどかったでしょうが、カルチャーショックなしでは変わらないものね。

これまでの 学びの姿勢 改める 機会となった 講義に感謝
 これまで、主体的な学びを身につけようというフレーズは何度も耳にしてきましたが、全く実践できていませんでした。この講義を通して、受け身な思考や学びの危険性を実感し、その機会を与えて下さりました木野先生をはじめ、共に意見交換をしたグループメンバーに感謝するとともに、これからの学びの姿勢を主体的なものへと変えていこうと思います。 前期の間、本当に有難うございました。(H2)
→ うん、みんなが乗り切れたのはまさにグループメンバーと一緒に切磋琢磨したからです。協同学習という言い方もありますが、一人だけでは主体的な学びは達成できないということです。

学びとは 意思疎通から 始まるさ 伝えることから 学んでいこうよ
 この科学と社会の授業を通してコミュニケーションの中で学ぶことができるようになりました。それぞれの意見を様々な媒体を使って交換しあい、自分のものと照らし合わせて、自分の答えを導き出していくということが『自分で学ぶ』ということなのではないかと思いました。世の中で求められているコミュニケーション能力とはまさにこのことなのかなとも思いました。(S1)
→ よく気が付きましたね。ぜひ、これを機会にコミュニケーション能力を磨いてください。

世の中の 闇と光を 知る授業 考える我は 学生なり
 この講義では、まさに社会の闇と光を教えて頂きました。闇は公害や、不正、そしてそれに目をつむる人間。光はそのような闇に良心を武器に立ち向かう人々です。そしてそのような良心を持った「光」の人々について学べた私は、これから社会において、たとえ小さくてもしっかりと照らす光になれると思い、詠みました。また、この講義では他の講義とは比べ物にならない程、多くの事を「自分で考え」ました。それが全講義を通じて出来た自分はやっと、初回の授業で木野先生が仰っていた「学生」になれたと思い、短歌に込めました。(M1)
→ うん、自信を持って「我は学生なり」と言えるようになったようだね。その調子で良い医師になってください。

私たちは 科学とうまく 付き合わねば 先人たちの教えを 心にとめつつ
 授業では多くの人たちの意見や体験談を聞くことができた。それらを参考にしながら、これからの科学との付き合い方を考えていきたいと思った。(M1)
→ 科学は日進月歩で新たな知識や情報はうなぎ上りに増える一方だけど、科学との上手い付き合い方を忘れなければ振り回されないでしょう。

悲しきや 人のあやまち 繰り返す 人は学ぶと 言いしは誰か
 この授業を聞いた事件は同じようなことばかりで悲しくなった。よく人は学ぶ生き物と言われるけどそうではないきがする。(T2)
→ 事件の構造は同じようなことばかりだったでしょうが、それにどう向き合ったかは事件によって違っていませんでしたか。初めは怒りと悲しみばかりだったでしょが、次第に光と力が湧いてきませんでしたか。

主体的 能動的な 学び方 今後もずっと 役に立つはず
 この授業で主体的能動的な学び方を学び、それは今後もずっと、役に立つものだと思うということです。
木野先生、ありがとうございました。(J1)
→ ぜひ、そうしてください。この授業は単位のための授業ではありませんから。

協同と 対話が生み出す 主体性 それは本当の 主体性なのか
 グループワークのような協同と対話が求められる状況に置かれれば、否応なくある種の主体性は獲得されると思います。それは確かに有益だと思いますが、しかしそれはグループワーク等の状況に規定された形でしか獲得されないのではないか、とすればそれは本当に主体性と言えるのかという課題を感じました。具体的には、グループワーク主体の授業は何度も経験していますが、その場で求められていることに合わせて意見を言っていると感じることが多いです。教育はこのままアクティブラーニングに転換していっても大丈夫なのでしょうか。(L3)
→ 今回の振り返りで、グループワークやアクティブラーニングに疑問を呈したのはあなただけですね。
 「グループワーク主体の授業は何度も経験しています」とありますが、アンケートの結果からもわかるように市大ではまだ珍しい方ですよね。最近、上からアクティブラーニングが強調されているので、グループワークを行う授業も増えているのでしょうが、グループワークがあればアクティブラーニングや双方向型授業というわけではありませんよね。
グループワークでは「その場で求められていることに合わせて意見を言っている」と感じるとのことですが、この授業ではグループワークは考えるスタートで、その後のQ&Aやコミスペで考えた結果を交換し合うことで「双方向型」が成り立ちます。この授業で「求められていること」とはグループワークのその場だけで終わるものではありません。あなたは教室での発言には積極的でしたが、コミスペはわずか4回しか投稿がない上に、アンケートでは「読んでない」とのことですから、グループワークだけで終わっていたようですね。
 また、「グループワークのような協同と対話が求められる状況に置かれれば、否応なくある種の主体性は獲得される」というのもどうかなと思います。あなたの言うような「その場で求められていることに合わせて意見を言う」ようなグループワークなら、いくらやっても主体性は獲得されないのではありませんか。
 「教育はこのままアクティブラーニングに転換していっても大丈夫なのでしょうか」と結んでいますが、最近流行の「アクティブ・ラーニング」については言葉だけではなく何をもって言うのかが問われています。20年以上も前からアメリカで積み上げられてきたものを急に文科省が言い出したからといってすぐに日本の大学で出来るものではありません。あなたの受けた授業は本当に「アクティブ・ラーニング」だったのですか?

学びとは まず理解から はじまって 自分の意見 声にすること
 何かを学ぶ、ということは一方的に教授のお話を聞いて、それを板書して、ということではなく、その内容を噛み砕いて理解して、そしてそれに対して自分はどう思うか、という意見を持ってはじめて学んだことになるのではないか、ということをこの講義で知ることができました。半年間本当にありがとうございました!(H4)
→ 4回生になってからこの授業に巡り合って良かったのかどうかわかりませんが(笑)、学びは一生続くものですから、これからも活かしてください。

講義受け 公害原発 よく学び 被害者の心 痛感する
 講義をうけて、今まで公害は解決したものだと思っていたが、実はそうではなく、適当にあしらわれていたことをしり、怒りや悲しみなどを感じたのを歌にした。(M1)
→ 公害被害者への対応はそういっても過言ではないでしょうが、この授業では、ではどうするかが主題でした。

関係ない どうでもいいと いう気持ち 改め自ら 知ろうと思う
 授業を受ける前までは公害は昔のことであると考えていたうえ、薬害や三池炭じん爆発についてはそれらが発生したという事実すら知らなかった。この授業を受けて新しいことを知りたいという気持ちが強くなり、また積極的に問題について考えて行きたいと思うようになった。他の授業とは違うことも多く戸惑うこともあったが、楽しかった。(M1)
→ この授業で取り上げた事件のうち、水俣病と原発事故くらいは誰でも聞いたことがあるでしょうが、他の事件は知らない人の方が多いはずです。その理由は教訓となる事件を選んでいるからです。

授業終え 残ったものは 何だろう 次は自分で 学びに行こう
 今まで、とても有意義な時間を過ごせる時間であった授業をありがとうございました。双方向型の授業は、初めこそ戸惑いと不安の大きいものでしたが、終わってみればディベートの打ち合わせなど、非常に成長の機会が多く与えられていたのだな、と感じました。この経験を活かし、これからの大学生活では、より主体的に「学び」というものに触れていけたら、と思います。(J1)
→ 短歌にある通り、「自分で」がキーワードですよ。

終わらない  環境問題  これからも 未来のために  いま全力で
 15回の講義を通して様々な環境問題に取り組んできましたし、その中で多くのことを学びました。僕が1番この授業の中で得たことは、環境問題というのは単独のものではなく、科学者や技術者が絡み、企業が絡み、行政が絡み、多くの側面を持ち、また複雑な構成をしていることを再認識出来たことです。今まではニュースで見るくらいだったので浅い知識でしたが、この授業のおかげでより深く知ることができました。環境問題の改善に向けて小さなことでも、今できることをしっかりやっていきたいと思います。(J1)
→ 授業で出てきた話に関係したニュースも授業中に流れてきて驚いたことでしょうね。

双方向 新鮮な講義 対話により まわりと深まる 自分も深まる
 この講義においてまわりとの協力の大切さを改めて知りました。
これからもまわりと協力し自発的に行動することでより、いい意見が出る素晴らしさをこれからの大学生活で活かしていきたいと思います!(J2)
→ 自分一人じゃなく周りの人と協力して行動することの大切さもこの授業で伝えたかった大事なことでした。

巡り合い 共に学んだ 人たちへ バンザイ君に 会えてよかった
 自分が正直に科学と社会に取り組んでこれたのは、共に学んだ学生と先生のおかげです。この授業では自分よりもずっと努力している人たちに会えて、本当に刺激になりました。ありがとうございました。(J1)
→ 田尻君も交歓会のほとんどに参加して、毎回30分から1時間も話し合いましたよね。交歓会に来た人はみんなそれぞれよく考えている人たちばかりでしたから、お互いに刺激を受けあったことと思います。

学生の 理想を求め 一区切り まだまだ先が 続く楽しみ
 登録し損なったときにやめようかと思ったのですが、ここで逃げたら生徒のままなんかなと思い、見栄を張って受けてみました(笑)。自分なりにそこそこ頑張ったつもりでしたが、まだまだやりきれなかった後悔がたくさんありました。 これからは学部の勉強に逃げずに取り組んでいきたいです。(J1)
→ 二つ目の短歌ですね。
 これはちょっと解説が要りますね。田尻君は初回から出席していますが、実は法学部事務室への登録締め切りまでに登録し損なったそうで、初回の後、あわてて頼みに行ったもののダメだったそうで、結局、モグリ受講でもかまいませんかという報告でした。初回に「あなたは学生か生徒か」と言うお題でいきなり話し合いをしてもらいましたが、「学生になりたい」と答えた手前、見栄を張ってたそうです(笑)が、「単位なんか無くてもいいです」とのことだったので、とくに区別せず受講生扱いでグループにも入ってもらいました。他の学部だと期限遅れでも事情を考慮してくれるのではと思いますが、法学部は厳しいようですね。
 その後、交歓会には部活の試合で欠席した時以外は皆勤でしたし、討論劇の役者もやってくれましたし、発表会の司会も務めてくれました。もちろん、予習カードやコミスペ、短歌もそうですが、12頁にもわたるレポートも出してくれました。「見栄を張って受けてみた」と書いていますが、まさに「主体的に学ぶ」を実践した「本物の学生」だと、私もうれしく思います。授業の最後の「バンザイ!君に会えてよかった!」を単位の代わりに贈りたいと思います。

今期の授業日程

月/日
テキスト
テーマ
4/14
この授業への誘い
4/28
1章・第1
公害の原点・水俣病
5/12
1章・第2
水俣病は終わっていない
5/19
3
水俣病と三池炭じん爆発(原田先生のビデオ講義あり)
5/26
2
公害と労災職業病
5/30
原発問題でディベート大会
6/2
8
ディベートを振り返って
プルトニウムと私たち(アイリーンさんのビデオ講義あり)
6/9
7
原発で働く労働者
6/16
9
エネルギーと人間(小出先生のビデオ講義あり)
6/23
10
環境問題と差別(受講生による創作討論劇予定)
6/30
6
薬害を防いだ労働者(ゲスト:大鵬薬品労組・北野静雄)
7/7
5
薬害エイズは今(ゲスト:薬害エイズ患者・花井十伍)
7/14
4
環境問題と行政(ゲスト:前高槻市会議員・二木洋子)
7/21
レポート事前発表会(エントリー3人)
7/28
11
環境問題と専門家の役割
授業終了後:教室でレポート提出

今期の写真集
 第1回のペアワーク「あなたは生徒か学生か?そう思った理由は?」

 第6回・ディベート大会の最終戦スナップ(2017.5.30)

 
 第10回・創作討論劇「いらないのは原発? それとも障害者?」

 劇の後のグループワーク

  第12回・薬害を防いだ労働者(ゲスト:北野静雄さん)
 授業後の北野さんとの交歓会

 第12回・薬害エイズは今…(ゲスト:花井十伍さん)
 授業後の花井さんとの交歓会

 第13回「環境問題と行政」(ゲスト:二木洋子さん)
交歓会での二木さん

 第14回・レポート事前発表会(S1直井祥悟君)
 同(E2藤田尚希君)
 同(L2足達菜野さん)
 発表会の風景

 第15回・最終回のグループワーク

 最後の交歓会で変顔スナップ

セメスター中に伐採されたヤシの木跡地は、
もう整備工事に入ってました。寂しくなったね。
夏休み中にパネルのように芝生で覆われるそうです。

これはおまけです。5月30日のヤシの木交歓会での記念写真です。

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