2017年7月27日木曜日

第6回コミスペ 「ディベート大会」

第6回コミスペ 「原発問題でディベート大会」(2017.5.30)を終えて

Communication Space
  いつものことですが、メールの件名は「コミスぺ」とし、本文の冒頭に自分で「見出し」を付け、末尾に(学部・回生・氏名)を書いてください。( )付きの見出しは、私が付けた印です。今日から締切は月曜17時に戻します

初めてディベートをした人たちから

(何事も準備が大切なんだ)
* ディベートというものを初めてするので慣れないながらも楽しくやれたと思う。自分の調べが甘かったので十分に反論したり、立論を立てたりするのができなかったことは残念だった。何事も準備が大切なんだと思い知った。(J1)
→ まずは準備学習、次いで立論の選択、相手の反論予想と対策、相手も立論予測と反論の準備と、ディベートまでにやるべき準備は結構たくさんあります。そのうえ、予想が外れることもあるので、臨機応変の対応が求められます。いくら準備しても完璧とはいきませんが、準備不足の場合は一挙にお手上げとなるでしょうね。

ディベートを終えて
* 私は原発再稼働賛成側としてディベートに参加しましたが、自分の意見を言うということの難しさを感じました。また、引用したデータに関しても統計学的にナンセンスだと指摘され、こういった資料を作ることにおいても注意することはたくさんあるのだと気付きました。普段生活する上で、自分の意見をしっかりと言う機会はあまりないと思うので良い経験になりました。ディベートをやるのはこれが初めてだったのであまり何をすれば良いかわからなかったですが、次、もしディベートをやる機会があれば今回よりももっと上手く自分の意見を伝えられたらな、と思います。(J1)
→ ディベートはディスカッションとは違い、自分の意見を言い合う場ではありません。自分たちに与えられた立ち場に立って、論理的に主張・反論を試みてみることが班に与えられた役割です。次の機会にはきっともっとうまくやれますよ。

(本格的なディベートは初めて)
* 今回の授業で本格的なディベートを初めてして、自分達で考えてきた立論を言うだけならまだ良かったのですが、相手の意見を聞いて反論を即座に考え述べるのは難しかったです。私のグループは2人だったのですが相手の人に私の足りなかった分のフォローなど本当に助けてもらいました。
 同じ内容を議論しても様々な切り口があり他のディベートを聞くのも面白かったです。
 最後にした一番点数の高かったグループ同士のディベートでは、まず立論が要点がまとめられていて聞いていてわかりやすかったです。具体的な数字も入っていて説得力があるなと感じました。反論もお互いに痛いところを的確についていて勝敗はつけ難かったです。(M1)
→ Observerの投票による勝ち点だけで選ぶなんてと疑問に思った人もいるでしょうが、毎年、選ばれた班のディベートを聞いていると、みんな、あなたと同じような感想を持つから不思議ですよね。

人生初のディベート
* 今回私は初めてディベートを経験しました。やってみて分かったことは準備をぬかりなくすることの大切さです。まず立論を立てて、それに対する相手方の反論はどうくるのかを考え、さらにそれに対する答弁を考える、相手の主張に対する反論を考えるなど少しでも怠ればディベートに勝つことはできないんだなと学びました。今回は少し準備不足で上手く答弁できず悔しい結果となりました。どんなことでも負けるとやっぱり悔しいものです。この経験を活かし、次にディベートする機会があれば準備を抜け目なく行ってどんな反論も覆せるようなディベートをしたいです。(J1)
→ この経験は必ず活きてくると思います。だって、「人生初のディベート」だったんですものね。

反省
* 今日のディベートでは、自分の準備不足を痛感しました。もっと詳しく調べ、相手からの反論の内容を予想すべきだったと反省しています。相手の主張が自分の知らないことで、どう反論してよいのか分からないときがあり、その時にディベートでは準備が最も重要であることに気付かされました。
 ディベートは今日が初めてでした。今回学んだことを、これから生かしていくつもりです。この授業をとっているからこそ、ディベートにおける準備の重要性を今のうちに学べたことを嬉しく思います。(J1)
→ うん、反省から学ぶことこそ重要です。ぜひ、今後に活かしてください。

初めてのディベート
* 前回の授業で僕は初めてディベートをした。ディベートというものはこんなにも大変なのかと感じた。まず準備の段階で自分の立論を考える。立論を考えるためには多くのことを調べなければならない。次に相手の反論を想定し、この反論に対しての再反論もできるようにしなければならない。また相手の立論に対する反論も考える必要がある。さらに実際にディベートが始まっても、自分の思い通りにディベートが進むわけでは無い。このようにディベートというものはとても大変で、僕にとっては刺激的だった。(M1)
→ 一方通行のSNSや投書やコミュニケーションペーパーの類と違って、ディベートは相手の反応に対応しなくてはならないので言いっ放しではすみません。相手が何を考えているのかを聞いてから問答するというのは国会の質疑でもありますが、聴衆が評決を下せるのは選挙だけで、時間差もあり、テーマは政策全体で原発再稼働だけではありません。この点、ディベートはテーマごとの国民投票に似ていますね。

初めての経験
* 私はこのような本格的なディベートは初めてだったので今回の授業はとてもためになったと思う。私は元々は原発再稼働には賛成だったので、自分が反対の立場で立論などを行う際には大変苦労した。しかし、立論レジュメの作成や、当日の他の班のディベートなどを通して、今まで自分が考えたことがないような論点も多数出てきたため、改めて考えさせられることが多く、とても有意義であった。
 当日のディベートでは緊張しすぎて、手が震えるようなこともあったが、結果的に自分たちの考えがobserverに伝わり、票をもらえたので、そのことは素直に嬉しかった。
 また、決勝では司会を担当させてもらったが、このような経験も今まではしたことがなかったのでとても新鮮であった。
 正直、授業の最初の方は「ディベートなんてめんどくさい」と思っていたが、いざやってみるととても楽しかったし、この経験は将来にも必ず生かされると思う。(J1)
→ うん、最後の最終戦の司会はてきぱきとして良かったよ。やってみると楽しかったというのは毎年聞きます。

ディベートを終えて
* 今回初めてディベートをしてみて、思っていたより自分の主張をすることも、相手の反論に答えることも難しかったです。
 対戦相手の班は立論レジュメをもしっかりしていて、自分の準備が甘かったと感じました。
 決勝戦は時間をいっぱいに使って主張を言い合っていたり、反論も即座にしていて、司会の方も含めて素晴らしいディベートだと思いました。
 班によって、同じ賛成や反対でも主張の内容が違うので、いくつかの対戦を聞くことができて良かったです。(J1)
→ うん、それぞれのゾーンで自分たち以外のディベートも聞けたでしょうし、最終戦のディベートはやはり良くできていることが実感できたと思います。Observerとして他のディベートを聞くことで学ぶ点も多かったことでしょう。

ディベート
* 今回、初めてディベートをしてその難しさを痛感した。有利だと思われるNo側だったのに自分が思っていたり、感じていることを相手に伝えるのが難しくて全然相手に伝えられずに負けてしまったのは悔しかった。次はもっとしっかりした立論を作って相手の反論にも臨機応変に対処できるように頑張りたい。(T1)
→ 初めからやり切れる人はいないでしょうから、この経験を次に活かせば十分です。なお、コミスペは前夜に送ってこられても困るので、今後は期限を守ってくださいよ。

ディベートをしたことのある人たちから

(小学生時代に1回やったけど)
* いつも投稿しようと思ってるんですが、忘れてしまって、今回ついに初投稿させていただきます、すみません。
 ディベートと言うものは、小学生時代に1回やったことが、ありましたが、今回はとてもレベルが高く、自分なりに調べてきたつもりではあったんですが、なかなか思った通りに反論することができず、悔しい結果となってしまいました。
 しかし、今回このディベートを通して、原発再稼働についての賛成派、反対派という様々な意見を共有できて、とても有意義でした!(C1)
→ 初投稿、大歓迎です。今回のはアカデミック・ディベートといって、ちょっとレベルが高かったでしょうね。難しいけど、結果に関わらず有意義だったでしょ。

ディベートについて
* 今回のディベートは、自分にとってとても良い経験になりました。原発再稼働に賛成か反対かという題のディベートは、高校1年生の時にも行ったのですが、その時のものとは比べものにならないくらい濃いものになりました。特に決勝戦は、賛成派も反対派も立論からしっかり準備してきたことが伺えて、素晴らしかったです。
 また、今回のディベートを通じて、他の学部の人と友達になれたことは嬉しかったです。このような講義を企画していただき、ありがとうございました。(N1)
→ 同じテーマで高1の時にやったとは珍しいですねえ。ただ、今回はかなりレベルが上がったことでしょうね。ディベートだけでなく、他学部の人と一緒の班だったので喜んでくれた人も多かったようですね。後の授業でも、班は崩さずに話し合う機会を続けていきますので、楽しみにね。当日、班メンバーが一人になったときは自主的に近くの班に合流するようにしましょうね。

久々のディベート
* 高1のとき以来のディベートでした。わたしの班は、原子力発電再稼働に賛成で、不利なのでは…?と思っていましたが、班の人と協力して、参考資料を集めて準備した結果、勝利することができたので嬉しかったです。勝敗よりも、班の人としっかりコミュニケーションをとって、ディベートできたことがなによりも嬉しかったです。今後もグループワークは続いていくので、しっかり話し合っていい意見が出せるようにしていきたいです。(J1)
→ 世論的には再稼働賛成派は少ない方だと思いますが、それでも選挙では賛成派の政党の方が勝っていますよね。今回のディベートでは賛成・反対の理由は何なのかを考えてみるために、両派に分かれてディベートという方式を取り入れて考えてもらいました。その上でどう考えるのかが今日の振り返りです。

ディベートを終えて
* ディベートは初めてではなく、高校2年生の時に経験がありました。ディベートではどれだけ具体的な情報を正しいソースから引っ張ってきて論理武装をするかが大事になることはよくわかっていましたが、時間的余裕もなくなかなか難しかったです。たまたま決勝にいくことになってしまったのですが、お分かりの通り非常にでたらめなことを言ってしまって、恥ずかしかったです。時間的制約が追い立てるのでディベートというのはたいへん困難であると改めて感じました。(J1)
→ 挙証を入れて論理的に主張することの難しさを痛感したことと思いますが、最終戦にまで行ったのですから頑張ったと思いますよ。次の機会にはもっと余裕を持ってやれるでしょう。

ディベートをして
* 初めてコミスペに投稿させていただきます。久しぶりにディベートをして、自分たちの班以外の立論レジュメを見ることができたり、最後には代表して2グループのディベートを見せてもらって、よく調べていたり、反論がしっかりしていて上手だなと思いました。
 自分と同じ側の人でも、考えていることが様々で、たくさん気付かされたことがありました。このような形態の授業だからことこういうことが経験できるのでいいなと思いました。(T1)
→ 初投稿、大歓迎です。ディベートで同じ立場の班でも立論や反論が様々だったことに気付いたようで、良かったですね。実は、ゾーンを組んでやったり、みんなの前で最終戦をやったのは、それを知って欲しかったからです。

ディベート大会を終えて

ディベートをしてみて
* 思っていたこと、準備していたことの10分の1も言えなくて、悔しいです。準備不足もあって反論できなかったのもあったので、もう一回挑戦したいと思いました。他の班のディベートを聞いて、準備の良さ、話し方などとても勉強になりました。
 調べてみて、原発事故に対する政府、東電の対応が公害病の時と同じだと感じました。何10年経っても組織の性質というものは変わらないのだなと、少し残念でした。(J1)
→ 時間制限もありますから、言いたいことの半分も言えなかったり、反論を相談してるうちに時間が経ったりして不完全燃焼に終わった班も多かったことでしょうね。でも、他の班のを聞いて参考になったことも多く、次回はと思ったことでしょうが、この授業ではもう次回はありません(笑)。原発問題も公害問題と同じ構造であることがわかったことでしょう。この授業で両方をテーマにしているのはそれゆえです。

ディベートを終えて
* 今回の授業で初めてルールや時間、順番をきっちり決めて勝敗をつけるディベートをやりました。このディベートには勝敗があるので勝ちたいと思い、参加した全員が事前に原発についてしっかり調べていたり、相手の意見に対して反論をするので相手の意見をメモにとったりしているところを見て、ディベートによって原発の情報を知れたり、理解できたり、また自分の意見をもつことができていたように思えました。なのでディベートを行うことは論題に対しての教養を深めることに対して良いことなのだなと思いました。
 しかし、自分はディベートが行われている雰囲気が重く、良い気分ではありませんでした。(T1)
→ 調査に始まる自主学習から班の協同学習を経て、理解力・論理的思考力・批判的思考力・レジュメ作成力・発信力・傾聴力などを高める点で、こういう教育ディベートは良い方法だと思い、この授業では取り入れてきました。でも、ケースバイケースでうまく行かなかったりすることもあるので、そこが教育ディベートの限界とも言われます。雰囲気が重くというのは何が原因だったのか、よかったら教えてください。

ディベートで得られる物
* 私の班は予想外にも1回目のディベートで勝つことが出来、そして何故か全員の前でのディベートでも勝つことが出来た。
 主な構図として、反対派は「事故があったと『仮定』したときの被害」、賛成派は「原発を稼働させるときの『実利』」についての主張をぶつけ合う、というものであった。今回の場合、『実利』を可能な限り客観的視点から論じる必要のあった賛成派のグループの方がやりにくかったのではないかと推測する。
 ディベートの勝敗以上に、相手の主張をしっかりと咀嚼し反論する批判的思考が鍛えられたこと、そして原発について深く知る事が出来たことが自分にとって大きな収穫であった。(M1)
→ 最終戦では両班ともさすがによく準備していた様子がうかがえましたね。両班とも主張の論理的展開だけでなく、それを裏付ける客観的資料による論証という点でも優れていましたから、ディベートとしては遜色がなかったと思います。ま、ここまでいくと後はどちらに説得力があるかということになり、多分、聴衆の考え方がvoteを左右したのでしょうね。

ディベート
* 今までは公害について学習してきましたが、今回はテーマが変わって原発再稼働についての討論でした。福島第1原発の事故が起きてから原子力発電についてはニュースや新聞で多く取り上げられているのを目にしましたが、詳しく調べてみると自分の知らない事実が多くあり、大変勉強になりました。それを踏まえてのディベートは白熱したものになったし、楽しくもありました。積極的に発言するのは大変だとは感じましたが、この授業に上手く乗れるように頑張ります。(M1)
→ この授業でディベートを取り入れた理由は、講義を受けて理解する(もちろんこれも大事ですが)だけではなく、自分たちでいったん調べてからお互いに理解度を確かめ合い、さらに深い理解に到るというプロセスを実現することと、班というチームで協同学習に取り組み、ディベートを通じて自主性・主体性を培い、積極的・能動的な授業参加に慣れてほしかったからです。ぜひ、これからの授業にも上手く乗ってください(笑)。

もっと楽しみたかった
* ディベート大会の準備としてとりあえず自分の立論レジュメを吟味して、来そうな反論に対する答弁を用意して当日に臨んだが、原発の賛成意見をあまり調べていなかったため(自分は反対派)、予測していなかった反論が来ると戸惑って上手く答弁ができなく敗北の一因となってしまったので、もっと多方面の意見を調べておくべきだったと思った。また、同じゾーンでディベートをしていた他のチームが賛成派反対派共に相手の反論に的確な答弁をしていて決勝戦にも引けをとらないほどの熱いディベートが繰り広げられていたので、見ていてとても面白い戦いだったので、自分も「楽しい」ディベートをしたかったなと自らの準備不足を後悔した。(E1)
→ うん、聞いていて楽しく思えるディベートというのは、やはり両者がよく調べているからでしょうね。通り一遍のやりとりなら、面白いとも楽しいとも感じないでしょうから。

ディベートを通じて
* 今回のディベートを通じて様々なことを学びました。立論をするために原発の問題について調べ、班でそれを議論しました。反論を考えるとき、自分一人では思いつかないような考えを聞くことができました。さらに、ディベート本番はもっと色々なことを考えさせられました。賛成派の人達の意見や、反対派でもまだ知らない意見がありました。また、同じことを言っていたとしても、相手に伝わる話し方と伝わりにくい話し方があるのだと感じました。(M1)
→ ずいぶんいろいろなことを学んだようで、ディベートの甲斐がありましたね。教育ディベートの目標からいえば、十分達成できたのではないかな。この授業では授業中に話し合いの機会を必ず設けていますので、それにも活かしてください。

討論会
* 討論会を終えて、自分の考え、伝えたいことを言葉にするということがやっぱり苦手だなと感じた。また、もう少しちゃんと知識を整理しておくべきだったなと感じた。1年生に助けられてなんとか終えることができたので、感謝しかない。(H2)
→ ディベートは日本語に訳せば討論会だけど、この授業でやってるのは「ディベート」で、それも「教育ディベート」というものです。討論会との大きな違いは、「説得力を競うゲーム」と言われるように、Yes・Noの説得力を聴衆の判定で決める「ゲーム」です。時間制限付きで行われる国会質疑も形式は似ていますが、発言者は自分や自分の属する党派の意見を述べるだけで、判定はありません。ゲームとして行うディベートでは、発言者は与えられた立場に立って振る舞うことが前提で、聴衆にどれだけ説得力をアピールできるかに専念するいわば役者です。

ディベートを行って感じたこと
* 今回のディベートのテーマ「原発再稼働にYesかNoか?」について、実際に考えて見た場合、世間では両方の立場の人がいるため、実際にはどちらの意見が正しいかは言いがたいと思った。私は今回のディベートではYesの立場だったが、実際に報道で見る意見はNoの立場が多く、Yesの立場で立論や反論をすることは難しく感じた。また、異なる学部の人との意見交換で、同じ立場でも人によって見る観点が異なり、立論が大きく異なっているので、他の班の意見を聞いて、改めて考え直すいい機会になったと感じ、考えて見ると、私は原発再稼働について、原発には安全面に不安が残るが、稼働しないと電力供給に問題が残るため、原発の安全面を改善したうえで稼働させるならば、再稼働しても良いが、安全面が改善されない限り、再稼働には賛成できないと考えた。(S1)
→ この授業ではディベートのテーマにYesかNoかの答えを出すことが目的ではなく、YesやNoの論理を点検し、誤った理解を正すとともに、YesにしろNoにしろ、今後考えなければならない課題を確認することが目標です。今日の振り返りはそのためです。

ディベート
* ディベートは正直嫌いですが、やってると意外と楽しくできて良かったと思います。前でディベートをしていたグループが、すぐに相手の論点のおかしいところを突いていて上手だな、と思いました。知識をインプットしたらすぐにアウトプットできるので、貴重な授業だと思います。〈C1〉
→ 最初は人前で言い合うのは好きじゃないという人も多いと思いますが、やってみると楽しかったという人がいつも多くなります。これはゲームだからで、勝っても負けても、今度こそと思えばすむからです。インプットしたのをアウトプットする機会という表現もいいですね。
 (見事に勝てた)
* 今回の授業はディベート大会をするということで、意気込んで教室に入りました。班のメンバーと毎回授業中に話し合い、snsを通じて立論を作製してきたので、ディベートで負けたくないという思いがありました。結果は事前に準備を周到にしてきたことや班のメンバーの力のおかげで見事、勝つことができました。
 他の班の様子などを見ると、原発に賛成する意見と反対する意見がほぼ半々だったので、単純に決めれる問題なのではないということも再確認しました。(M1)
→ ディベートの勝敗がほぼ互角だったのは、みんなが説得力を競うゲームとして理解していた証拠だと思います。みんなの個人意見ということになると多分違った結果になるでしょうね。
 (最初は大変そうと思ってたけど…)
* ディベートでは、班のみんなと協力して、議論することができました。立論などいろいろ考えて行いましたが、他の班のディベートを聞いたり、賛成側と討論する中で、自分の立論の反省点も見つかりました。最初は、ディベート大変そうって思ってたけど、聞いているだけの授業より、楽しかったし、主体的に学べました。(J1)
→ うん、私がディベートを取り入れた大きな目的は、その主体的な学び方を実践してもらうことにあります。ディベートのテーマだけ与えられて、基礎知識の講義もなしで、賛否の立論を考え、反論への対応を考えろというのは無茶だと言う人もいるかと思いましたが、基礎知識はテキスト第7章にありますし、賛否の意見はWebでも毎日のように流されていますから、これこそ生徒から学生になるチャンスだよと答えるつもりでした。さいわい、今回は誰からも言われなかったので、市大生は察しが良いですね。

ディベート大会を終えて
* ディベート大会を通して原発再稼働について詳しく知ることができました。今まではニュースで見る程度で詳しく考えたり調べたことはなかったので良い勉強になりました。ディベートにおいて相手の主張に対していかに自分のグループの意見を説得力あるものにすることだけじゃなく、話し方1つも大切なんだなぁと思いました。今回は残念ながら負けてしまいましたが、もし次にする機会があったら今回よりも入念に準備をして今度こそは勝ちたいです。(N1)
→ うん、ディベートでは話し方も大きなウエイトを占めますよね。同じことを言っていても説得力となると話し方でずいぶん左右されることは日常でもよくあることです。ディベートはいろんな力を付ける良い機会でもあります。

もはやディベートではない
* 僕は原発再稼働賛成派の立場で、その理由となる情報を収集しました。しかし、情報収集をするなかで最終的に、原発再稼働賛成派の意見のほとんどが僕のなかで信じられなくなってしまいました。詳しく書くと文量が多くなってしまうので省略しますが、僕がここを深くつっこまれたら反論できないと思ったのは、CO2、地球温暖化、電気生産コスト、輸入赤字、電気代、年間の放射線量基準、原発の安全対策、現在の稼働状況、新基準、進歩主義、地域への補助金、雇用、電力供給量、国産のエネルギー生産能力、エネルギーの安全保障、核開発、核武装、行政、メディア、そして電気会社です。調べて見えてきたのは、原発を不良資産にしたくない、あの金儲けの仕掛け箱を手放したくない、何とかして使う金と手間を減らしたい、責任から逃れたい、問題を先送りにしたい、そんなことばかりでした。
 当日の最後の打ち合わせでは、自分たちのレジュメ、その他意見の論理の破綻を確認したあと、残された道はアメリカ信奉者になるしかないかなという結論に至りました。原発がごく一部の人間以外にとって害悪でしかないことは明らかですが、日本が原発止めてプルトニウムや使用済み核燃料だけを持つことは他国からの圧力で現実的ではない、でもアメリカ様のお陰で日本はこれまで経済発展してきました、経済も原子力も安全保障もこれからも一生ついていきますと。これじゃもうディベートにすらなりませんね(笑)。でも僕はもうそんなことくらいしか決着をつけられない議題だと思えるものを見つけられませんでした。
 授業で配られた賛成派反対派各班のレジュメを見て衝撃を受けました。最初に思った感想は「ありかよコレ」で、次が「賢い」でした。あくまでもその通りであるならば、立論も反論も筋が通っている。それに対してうち、いや僕は最初から賛成派の意見が間違っている、論破されるに決まっているからと言って負けにいっている、そう痛感して、これがディベートだと、足掻かなければならなかったと思い、ひどく恥ずかしく、また申し訳なくなりました。
 結果は散々でボロ負け、始めから勝とうとしていなかったし、相手の反論にも大いに納得してそこで思考停止していました。一つだけディベートらしくできたことは、理解したうえで嘘をついたことでした。相手は情報収集不足を詫びました。
 僕は賛成派や反対派のみんなのレジュメを見て、意見の間違いや誤解を見つけて得意気になっていましたが、その行為のなんと幼稚なことでしょうか、みんなわかってやっているのに。今回の授業、授業までの取り組みを振り返って、ディベートに取り組む態度が結局最後までなっていなかったのだと気がつきました。もし次があるのならば、嘘も詭弁も使いこなして、自分自身の意見のどん詰まりもこえてみせたいです。
 あとみんなのレジュメを見て思ったことなのですが、なんとなく賛成派と反対派でお互い主張の論点や主眼が噛み合ってないというか、ずれているような気がしました。観点や価値観の違いなのでしょうか、でもそこを変えられないとどうしようもないんですね。(J1)
→ 正直な振り返りと反省、感想で、楽しく読みました。田尻君が「僕は再稼働反対なのに賛成側でディベートをするなんてどうすればいいのか」と悩んでいる様子は交歓会でも耳にしていました。でも、私はあえてディベートのコツを教えず、自分の意見は横に置いておき、ディベートでは賛成側の根拠と論理を調べて展開すればいいんだよとだけサジェッションしました。この「横に置いておき」が田尻君には理解できなかったのでしょうね。調べれば調べるほど、賛成派の根拠と論理の誤りに気づき、その結果、それを自分たちの立論や相手への反論に使うことができなくなったのだと思います。
 「もはやディベートではない」との見出しの通り、田尻君の班はディベートをする前にギブアップしていたということだと思います。それも相手側からの反論ではなく、自分たちの中で立論や主張の誤りを自覚したからだということですから、これではゲームにもなりません。ディベートがゲームであることをもう少し強調し、自分の意見と違っても面白そうな論点をぶつけて相手の反応を楽しむくらいの余裕を持ってねとアドバイスすべきでしたね。

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